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こんにちは。みつみです。
生きていくうえで避けて通れないのが人間関係。
HSP気質なわたしは他人の言動がすごく気になり、イライラしている人を見るだけで「なんであの人はあんなに怒っているんだろう」と他人の感情にふりまわされてしまい、ぐったりしていました。
そんなとき、人間関係の悩みに寄り添ってくれる素敵な本に出会いました。
【書籍名】嫌われる勇気
【著書】岸見 一郎 /古賀 史健
・他人の発言や行動が気になり、いつも周りにどう思われているか気になる人
・自分に自信が持てなくて、他人とすぐ比べてしまう人
・苦手な人(上司や同僚など)が自分の周りにいる人
概要と感想
オーストラリア出身で「心理学の三大巨匠」の一人、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を纏めた一冊。
自分に自信が持てず強い劣等感を抱いている「青年」と、いかなる人も幸せになれると説く「哲人」とが対話を重ねていくことで、どうすれば人は幸せに生きていくことができるのかを導いてくれます。
哲学本は文字ばかりで読みにくいイメージでしたが、この本は対話形式に書かれているのでとても読みやすかったです。
難しい言葉がでてきても青年がその意味を質問し、哲人が例え話を交えながら詳しく説明していくという構成になっているので言葉の意味を理解しながら読み進めていくことができました。
ひとつでも当てはまる人は絶対にこの本を読んでほしいです!!
対人関係の悩みを解消してくれます!!!
この本に出会ったきっかけ
noteでいろんな記事を読み漁っていたとき、たまたまライターの古賀 史健さんの記事を見つけて読んだのがきっかけでした。
とにかくどの記事を読んでも書かれている言葉が確実に、すーっと自分の中に入り込んでくる感覚。この方が書いた本を読んでみたいと思い、本屋に行ってこの本を購入しました。
この本との出会いは私のこれまでの考え方を大きく変えてくれました。
1番印象に残ったフレーズ
「他人からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。
ー ダイヤモンド社「嫌われる勇気」より
仕事中周りにイライラしてる人がいたら「なにか失礼なことを言ってしまったんだろうか」と思ったり、ヒソヒソ話をしている人たちを見て、「わたしのことを言われているのかな」と不安になったり。
他人の発言や行動がすごく気になって、いつも周りにどう思われているかを気にしながら生活していました。
気づきと変化
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周囲の反応が気になることは、”自分”のことをどのくらい気にしているか、”自分”がどう評価されているのかを意識しているということと同じ。
つまり他者に自分のことを認めてもらいたい承認欲求が強いということですね…。
わたしはいつも周囲のひとに気にかけてほしかったんだなと気づきました。
他者を見ているようで、実は自分のことしか見ていなかった。
「わたしへの執着」を捨てて「他者への関心」に切り替えることで自己中心的な生き方をやめようと決意。この考え方を知ってから、他人が自分をどう思っているのかと考えなくなりました。
最後に
この本に登場する「青年」はわたしなんじゃないかと思うぐらい、考え方がそっくりでした。
自分の不幸を取り巻く環境のせいにして毎日イライラもやもや。
そしてどうせ自分の苦しみは誰もわかってもらえないと思ってました。
でも他人の行動や思考は変えられない。 だから自分が変わるしかないんです。
考え方次第で良くも悪くも捉えることができます。
どう捉えるかは「わたし」次第。
対人関係に悩んでいる方、自分に自信がない方はぜひ一度手に取ってみてくださいね。